噛み合わせ治療の患者様の体験談Vol.23
私が噛み合わせに問題を抱えるきっかけとなったのは、歯科医の治療です。歯痛のためかかりつけの歯科を受診したところ、噛み合わせの問題だと診断され、噛み合わせの治療と称して無意味に歯を削られてしまいました。その日の食事から噛めている感覚がなくなり、徐々に顎の痛みまで感じるようになりました。
これはまずいと思い、すぐにインターネットで近隣の歯科を検索し、噛み合わせ認定医という資格を持っている歯科医師に相談に行ったものの、元の歯の形態がわからない以上は治療も難しいとのこと。
諦めるわけにもいかず、再度ネットで噛み合わせに詳しい医院を検索したところ、オーク銀座歯科クリニックのHPを見つけました。そこには、咬合理論についての詳しい説明のほか、トリガーポイントや姿勢など一般の歯科では全く触れられない事柄についても言及されており、何やら凄く意識の高そうな歯科医院という印象を受けました。正直、私にはそこに書かれている理論が正しいのかどうか判断はつきませんでしたが、多くの治療体験談に興味を惹かれ、一度カウンセリングを受けてみることにしました。
カウンセリングでは実際に口内の診察を受け、歯の凹凸が削られ噛み合っていないことが、噛み合わせと顎の不調の原因と診断されました。その後、噛み合わせとトリガーポイント、姿勢の関係について体系的に説明していただきました。そのため、クリニックの考え方を十分に理解でき、納得して治療を受けることが決められました。
治療はトリガーポイント療法から始まりました。これは私が生きてきたなかで一番と思えるほどの痛みを伴う施術でしたが、術後は顎の痛みも消え、確かな効果を実感できました。
その後に、本番の補綴治療。方針としては、もともと入っていた補綴物を入れ替え、削られた部分を適切な高さに調整するとのこと。インレーをセットする際は、何度も高さをチェックしていただき、非常に丁寧な治療をしていただきました。そのため、一本治療する毎に確実にかみ合わせが良くなっていることを実感することができ、食事も楽しめるようになっていきました。
補綴物の下からは毎回のように虫歯が現れたため、前医を恨んだり(笑)、ブルーな気持ちになったりもしましたが、その度に先生に励まされ治療を続けることができました。
現在では噛み合わせの治療も一段落し、口の違和感を忘れて生活する事ができるようになりました。治療に当たってくださった難波先生をはじめ、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
最後に、治療中に難波先生は口癖のように「患者さんには、できれば治療でかみ合わせが悪くなったらすぐにうちに来て欲しい。いろいろな歯医者を回って破壊され過ぎた歯を治すのは本当に難しい」とおっしゃっていました。このクリニックは噛み合わせ治療に関して最高の治療が受けられるクリニックですので、歯の治療後に異変を感じた方はすぐに受診されることをお勧めします。