今日のテーマは日本人のルーツと噛み合わせ〜咀嚼の話です。
まずは、一枚の写真から、、、。
この写真集は私の患者さんで、TBS情熱大陸やNHKプロフェッショナル仕事の流儀に出演された、グラフィックデザイナーの佐藤 卓さんから頂いた、1000部限定&非売品なんです。
我々日本人のルーツはJOMONESEなんですね。
人類を形態人類学上で分類すると、概念の一つとして白色人種、白人のモンゴロイドグループと黄色人種、モンゴル人種のモンゴロイドグループに大まかに分類されます。
では、その違いによる噛み合わせや咀嚼に関する概念の違いは???
分かりやすい例え話として、、、。
コーカソイドグループは動物に例えると、、、ワニやライオンのようなタイプで、あまり奥歯を使わずに顎を垂直に動かしながら咀嚼しているグループで咀嚼に関してはあまり大臼歯と呼ばれる奥歯を使わずに咀嚼しているグループ。
硬いステーキ肉でも、BBQソースかけて、ソースの味を確認したら飲み込むという咀嚼レベル。
では、モンゴロイドグループの日本人は動物で例えると、、、牛や馬のようなタイプで奥歯をよく使い顎を横に動かしながら咀嚼しているグループで咀嚼に関してはに大臼歯(奥歯)を使って咀嚼しているグループ。
ご飯って甘いな〜と感じたり、胡麻の香りって美味しいなんて感じて、咀嚼を楽しんでいるグループ。
当然ながら、この両グループの咀嚼パターンの差が、咬合(噛み合わせ)に関する理論の違いを生じさせます。
しかし歯科臨床の現場で、欧米の噛み合わせ理論が主流をしめる現実もあり、患者さんの中には咀嚼や顎の安定性に満足が行かない方もいるんです。
我々、モンゴロイドグループで祖先が縄文人の日本人の噛み合わせ理論は欧米の理論では太刀打ちできない現実もあると言う事ですね。
日本人型咬合理論を中心とした補綴歯科臨床で患者さんを制覇したいと思います。
オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯科 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄