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バクテリアセラピー③、、、。
 昨日の続きです。

ヒトの体の中には重さにして約2Kgの菌が住んでいます。
これは大型ペットボトル1本分に匹敵するんです。

この菌たちを『人体常在菌』と呼び、体内に約500種500兆個、表皮には1㎠ 当たり約3億個の菌が住んでいると言われています。

体の中で最も大きな臓器と言われる肝臓でも、重さは約1kg~1,5kgです。
体内にこれだけたくさん住んでいるということは、ヒトの体にとって菌は重要な働きをしている考えられますよね。

人体常在菌には大きく分けて『善玉菌』『悪玉菌』『日和見菌』の3種類があり、善玉菌は乳酸菌や納豆菌などのようにヒトの体に有益な働きをする菌、悪玉菌はピロリ菌や歯周病菌、食中毒原因菌など人体に害を及ぼす菌、日和見菌は普段はどちらでもないのですが、体調によっては良い働きをしたり、体調が悪かったり免疫力が下がったりした時は、害を及ぼすこともあります。

バクテリアセラピーによって悪玉菌を減らし、、、免疫力をUPし美しく健康に老いる歯科医療を提案していきたいと考えています。

明日は善玉菌について書き込みますね。

オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯医者 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄


                    
| 全身の健康 | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
バクテリアセラピー②、、、。
 昨日の続きです。

菌のバランスが崩れると、こんなトラブルが!

人の体に住んでいる菌のバランスが悪いと、様々な病気を引き起こすことがあります。
逆に菌のバランスが良いと、発症リスクは大きく下がると考えられています。

口腔疾患
虫歯、口臭、歯肉炎、歯槽膿漏など

アレルギー疾患
花粉症、アトピー疾患

胃腸疾患
ピロリ菌感染性胃潰瘍、胃潰瘍、下痢、便秘、感染性腸炎

感染性疾患
かぜ、インフルエンザ、肺炎、発熱など

『バクテリアセラピー』はヨーロッパで新しく誕生した予防医学ですが、アロマセラピーなどと同じように医療行為を受けず、人体常在菌の適切な管理とバランスの健常化によって健康維持につなげようというまったく新しい手法なんです。

明日は体の菌の善玉菌と悪玉菌などについて書き込みますね。

オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯科 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄


                    
| 全身の健康 | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
バクテリアセラピー①、、、。
 一昨日、受講した統合歯周治療は興味深い内容でした。

その概念は、、、バクテリアセラピー

『美しく健康に老いる』をテーマにした歯科医療を展開したい当院にとっても有益な研修会でした。

Why again?  ーなんで?ー

治療をしてもピロリ菌感染が再発する。

薬を飲んでも便秘や下痢が再発する。

花粉症がひどい。

毎年インフルエンザにかかってしまう。

アトピーがひどい。

毎日きちんと歯を磨いているのに、、、またムシ歯になった。

すぐに歯周病が再発する。

なんで?

それは『菌質』のせいかも知れません?

明日は菌のバランスなどについて書き込みますね。

オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯科 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄





                    
| 全身の健康 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
セミナー参加、、、。
 明日は@品川にてセミナーに参加します。
演題はー統合歯周治療をめぐってー
講師は日本歯科大学名誉教授:鴨井 久一先生

統合歯周治療って何?と思われますよね?
セミナーパンフより引用。

歯周病治療における統合医療(Integrative Periodontology)の考え方とその進め方

統合医療(Integrative Oncology)と云う用語は、食育、サプリメント、伝統医学などを併用し合理的エビデンスに 基づき通常行われている医療を補完する併用療法と定義付けている。 歯周病の発症は,細菌因子、宿主因子、環境因子、咬合因子からなる多因子性疾患である。かつては歯槽膿漏症とい われ、高齢になるにつれて歯の喪失を招く疾病といわれ原因が明確に解明されなかつた。 歯周病に大きな変革をもたらしたのは、歯周病菌による細菌感染が明確になり、機械的にプラーク細菌を除去するブ ラシング指導が普及してきたことである。歯周病菌の機械的除去のみでなく薬物(抗生剤)の投与も感染防止の観点 から行われ(歯周内科治療)、多因性疾患への取り組みも多様化してきた。又、基礎疾患との関連も暫時、解明され 歯肉内微細血管が歯周病菌を各臓器へ伝播し、微慢性炎症の除去が社会的にも取り上げられてきた(歯周医学)。 最近は、局所の細菌感染のコントロールを補完するために、生体免疫機構の解明や生活習慣の環境因子の関与も大き く取り上げられてきている。 免疫機能を高めるためにプロバオティクスの概念も取り入れられ、歯周病菌の消化管への侵入防止と抑制が大きな話 題を提供している。

本講演では、歯周治療の変革からみたup-to-dateな知見を含めて述べる予定である。


まー簡単に言えば宿主(ヒト)の免疫機能を高め、細菌に負けない環境作りのUP TO DATEなセミナーです。 きっと各歯科大学でも研究が進められているかなと思います。

話は変わり、昨日、講演会の依頼がありましたが、その日はお世話になっているS教授の退官記念式典のためお断りしました。 若手の先生方に臨床の厳しさ&面白さを伝えれる機会だったのに残念でした。

オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯医者 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄



                    
| 学術関係 | 14:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
関節雑音(クリック音)の制覇への道、、、。
コラム更新が遅れてしまいすみません。
 
今日は埼玉から来院されている顎関節症の症状の一つ関節雑音、、、顎から7年前よりカクカク、、、2〜3年前よりコキコキ鳴ると訴えられている患者さんの治療を行いました。

関節からの雑音に関して言えばそれほどナーバスになる必要もないのですが、この患者さんは口を開く時に真っすぐに開けない、、、その状態の方が、問題視する必要がありました。

上記の口の開く経路を解決するため、筋膜リリースの前に、奥歯に装着しているクラウン(銀歯)の接触を調べました。

左右の奥歯のクラウンの接触状態が高い箇所、低い箇所が点在しており、、、噛み合わせバランスが崩れている状態でした。

低い箇所は足す事ができないので、高い箇所を調整した所、曲がって開いていた顎がかなり真っすぐ開くようになり、、、患者さんからも驚き&感動をして頂けました。

筋膜リリースと補綴治療(咬合治療)の両輪ですべての顎の不調は改善する予定です。

またマウスピース療法で改善されなかった患者さんより本日、治療体験記を頂けました。
Iさん、、、感謝です。

オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯医者 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄








                    
| 顎関節症の話 | 19:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
咬合を極めるなら丸茂研修会、、、。
 昨日、お話しした名古屋での講演会の講師:丸茂義二名誉教授は何の宣伝もしない、、、口コミだけのプライベートコースを開催されています。

どん欲に学び続ける、、、丸茂研修会はエンドレスの研修会なんです。

私が受講したコースだけでも、、、。
①丸茂研修会ベーシックコース(1年間)
②丸茂研修会アドバンスコース(2年間)
③丸茂研修会顎関節症エキスパートコース(3ヶ月)
④丸茂研修会クラウンブリッジコース
⑤丸茂研修会部分床義歯コース(部分入れ歯)
⑥丸茂研修会総義歯コース(総入れ歯)
⑦丸茂研修会シャープニングコース

その他のコースも含めるとエンドレスな研修会ですが、実りが多い研修会なんです。

咬合を極めたい歯科医師の先生方、、、受講したい方はご紹介しますよ。
咬合の真髄を究めましょう。
患者さんがもし受講したら脳死状態に陥るかも知れません(笑)
咬合(噛み合わせ)は難解な分野の学問なんだという事を知って頂ければ幸いです。

オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯医者 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄


                    
| 院長の独り言 | 10:49 | comments(1) | trackbacks(1) | pookmark |
咬合を極める②、、、。
 先月に引き続き、、、日曜日、愛知学院大学歯学部同窓会のポストグラディエートコースに参加してきました。

講師は日本歯科大学名誉教授の丸茂義二先生。
演題は咬合を極める② ー総括:咬合制覇への道ー

咬合=噛み合わせの理論は難解なんですね。
例えば、顎の位置(中心位)に関しても1960年代〜90年代までの間に文書化だけでも6回も改変されているくらい臨床家を悩ましたり、論争が絶えない分野の学問なんです。

その道を極めつつある丸茂先生は自分も制覇の道の途中と言うことで、、、咬合を制覇できたと思った時が転落の始まりであると仰っていました。

学ぶ程に謙虚で、知る程に貪欲に学び続けねばと思う@名古屋の講演会でした。

オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯医者 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄


                    
| 学術関係 | 16:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
顎関節症制覇③、、、。
 マウスピース療法で顎のズレがひどくなってしまった患者さんの当院での治療経過報告です。

昨日は4回目のトリガーポイント療法(筋膜リリース療法)を施術しました。

3回目終了時〜の改善度結果は、患者さん判断で100点満点中、、、60点。

まだ60点ですが、後数回で90点を目指したいと思います。

しかし、嬉しいコメントを頂けました。
体調に関して言えば、、、顎&噛み合わせの治療でおかしくなってしまった以前より良くなりましたと、、、言って頂けました。

本日は、初診の患者さんで顎関節症の患者さんが来院する予定ですが、期待に応えられるように頑張りますね

オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯科 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄




                    
| 顎関節症の話 | 12:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
顎関節症制覇②、、、。
 昨日は右側の関節雑音を訴え来院された顎関節症患者さんへ2回目のトリガーポイント療法(筋膜リリース)を行いました。

1ヶ月ブランクがありましたので、関節からのゴキっという雑音は消えていませんでしたが、頭痛は消えつつありますとのことでした。

関節雑音を消すために、、、必殺仕置き人ばり(笑)の関節雑音解消ストレッチを行ったところ見事消失しました。

審美歯科やインプラント治療は得意分野の一つですが、顎関節症を制覇することも快感の歯科臨床を感じる、、、今日この頃です。

また本日は以前にも書き込んだ、プレート療法で悪化した患者さんが来院されますが、どんな変化があるか楽しみです。

週末は@名古屋セミナー参加のため土曜日は臨時休診、振替診療日で月曜は通常診療日となります。

名古屋での講師は、日本歯科大学が2000年に開設した顎関節症センター長の丸茂義二名誉教授、、、名古屋の熱い昼&夜の予感が、、、。

うーん、氣がつけば毎週研修会参加月間に、、、。

オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯医者 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄


                    
| 顎関節症の話 | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
顎関節症制覇へ、、、。
 昨日は顎関節症、、、口を開くときに顎が右にずれてから真っ直ぐに開き、、、関節から音が鳴る患者さんの治療を開始しました。

まだ1回目の治療ですが、口が楽に開くようになりました。

左に装着されているクラウンが低いため補綴治療も介在しなくてはいけない患者さんですが、着実に顎関節症制覇への一歩を踏み出せたかと思います。

心を込めた診療を心がけ治療体験記をもらえるように頑張りたいと思います。

オーク銀座歯科クリニック
@銀座 歯医者 補綴専門医&補綴指導医&噛み合わせ認定医:難波郁雄
                    
| 顎関節症の話 | 02:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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