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かみ合わせのバランス・・・。
 今日は左下に埋め込んだインプラントの上部構造を装着しました。
まずは、レントゲン写真です(WEB公開了承済み)

向かって右側の下の奥歯2本にインプラント補綴、ならびに両隣の歯の補綴、左側の上の一番奥の歯の補綴をしました。

計5本の補綴治療を行い、左右均等のバランスを考えた調整を心がけてきました。
今日・・・患者さんより先生の噛み合せの調整を受けてから・・・腰の調子がいいんです。と言って頂けました。

患者様の治療体験記も書いてもらえる約束もして頂けました。

やったぜ。 咬合(噛み合わせ)の制覇を達成した瞬間です。

オーク銀座歯科クリニック@銀座 歯医者 補綴専門医&指導医:難波郁雄




                    
| インプラント症例 | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
咬合学って何...。
 歯科技工士向けの雑誌『ZERO』に掲載されていた咬合学の歴史:重村 宏氏のコメントに興味深い一節がありましたので紹介させて頂きます。

時代が進んだ近年においても、筆者が学んできた多くの咬合理論(噛み合わせ理論)は、この生体と咬合器と補綴物の関係において、何らかの矛盾を抱えていた。 
悲しいかな多くの学派はその問題に真っ向から取り組むことより矛盾をあいまいにしたり、回避したりする部分が見え隠れしていたのである。

それはまだ補綴咬合学が完成の域に達していないため、やむをえない方法論であったのかも知れない。
この後、咬合学は、主流を失ったごとくさまざまに変化し分化していった。
しかし、補綴咬合学にとっての最重要課題である基準位とアンテリアガイダンスについての評価と実践は、現代にまで先送りになってしまうのである。

難しい言葉もありますが、咬合学=噛み合わせの学問は主流を失った学問になっている訳で、学派によって異なる学問になっていることが問題なんですね。

ヒトを機械のように扱い隆盛を誇ったナソロジー学派の(機械的咬合学)は私も1990年代に感化を受けていましたが、統一されたと思えた見解が砂上の楼閣のごとく崩れ去り咬合学のブームは急速に冷めていった感があります。

また日本において咬合学を難しく主流を失うようになった背景には米国流の咬合理論(噛み合わせ理論)がすべてではありませんが、日本人に当てはまらない点が多々ある点が考えられます。

簡単に表現すると米国人と日本人では民族が違う訳で...例えで言うと狩猟民族と農耕民族の違い...動物に例えると肉食動物と草食動物の違いがある訳で、米国流の咬合理論と日本流の咬合理論は違わなければいけないんですね。

日本人の骨格、筋肉、食に合った咬合理論を追求、整理し患者さんを救うのが、私の命題です。

オーク銀座歯科クリニック@銀座 歯医者 補綴専門医&指導医:難波郁雄
                    
| 咬合(噛み合わせ)の話 | 22:16 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
咬合解析機器・・・。
 補綴専門医&噛み合わせ認定医として多岐に渡る咬合異常の患者さんや顎関節症の解決をしてきました。

咬合=噛み合わせは審美歯科などと違い、患者さんには目に見えない世界なので表現や状況を適切に伝えることが難しいなと感じていました。
そこでこの度、咬む力がひと目で分か咬合力診断ツール・・・。
オクルーザー709を購入しました

デンタルプレスケール・オクルーザーシステムは、デンタルプレスケール(専用フイルム)を咬み、オクルーザー709本体にセットするだけで咬合接触状態や面積、咬合力、バランス等の測定結果を数値化。数値をBasic、View、Graphの表示機能により、咬む「力」を分かりやすく可視化し分析することができます。


10月以降納品になる段取りですが、患者さんに分かりやすく・・・目に見ずらい機能的な問題を提示しコミュニュケーションをより一層深めていきたいと思います。

オーク銀座歯科クリニック@銀座 歯医者 補綴専門医&指導医:難波郁雄

                    
| 咬合(噛み合わせ)の話 | 10:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
顎位を考える...に参加して。
 東北大学歯学部同窓会卒後研修会(講師:丸茂義二先生)@仙台にて参加した『顎位』を考えるは口の中だけを見るのではなく全身と口腔の関係を診る必要があるので一言で説明がつく内容ではないので詳細については触れることができませんが...。

一例を挙げると、私が以前、拝見した患者さんの中に先生...右の奥歯が痛いんです。
歯には、何の問題がなく...患者さんに最近生活の中で何か変わったことをしませんでしたか?
と質問した所...。

最近ママさんバレーを始めて楽しくて楽しくて頑張ってスパイクを打ち込んでましたと...。
この患者さんは、右の背筋の活動性が高まり顎の位置が右に偏位し咬んでいる位置が変わり歯に外傷性の力がかかり痛みが発生したのが原因で歯を診ているだけでは解決できないんですね。

しばらくバレーボールを休んでいれば歯の痛みは消えますよと伝えました。
結果は、一週間後の来院時には痛みが消え、患者さんはビックリしていました。

前述の患者さんは歯だけの影響でしたが、筋肉の活動性の長期に渡る影響が及んだ場合、顎や口腔系に影響を及ぼし顎の位置や顎の機能が変化し噛み合わせや歯列に変化を及ぼすんですね。

それがある日『顎関節症』の症状として口が開かないなんてことになったりするんですね。

また猫背の姿勢を続けていると...顎の関節から音が鳴るなんてことになるんですね。

内容が難しかったかと思いますが、全身を診ることが顎の機能や噛み合わせには必要なんです。

講師の丸茂義二先生の講義は教科書に載っていないだけでなく、内容が筋肉〜骨格〜精神にまで至るので難解ですが有意義な1日を過ごしました。

オーク銀座歯科クリニック@銀座 歯医者 補綴専門医&指導医:難波郁雄



                    
| 咬合(噛み合わせ)の話 | 21:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
顎位(顎の位置)研修会参加...。
 咬合=かみ合わせは常に変化しています。

その変化は顎位の変動や歯列の変化などと表現されています。

明日は、咬合の中でも最も難解なテーマ...顎位(顎の位置)についての研修会@仙台に参加してきます。

内容はまた報告しますね。

オーク銀座歯科クリニック@銀座 歯科 補綴専門医&指導医:難波郁雄
                    
| 咬合(噛み合わせ)の話 | 17:08 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
昨日の続き...。
 昨日の続きです。

昨日お話しした、歯並びはよくなったが食いしばり&かみ合わせは改善せず、現在は右が高く左が全くかみ合っていない状態をどう解決してあげれるか

矯正治療を約1年半かけたそうですが、左がまったく噛み合っていない...また矯正治療の治療テクニックもお粗末な状態のため...残念ながら再矯正治療をしなくてはいけない...悲しい結果ですね。

当面は今の状態でもかみ合わせの事が気にならないようメディカルマッサージを施術し、その後再度、咬合を理解している矯正医に依頼し矯正治療をする予定です。

最終的には矯正治療終了後、補綴治療ですべての咬合を再構成し終了となりますが、約2〜3年は治療にかかると思います。

患者さんは前向きな方なので、頑張って改善していきたいと思います。

オーク銀座歯科クリニック@銀座 歯医者 補綴専門医&指導医:難波郁雄



                    
| 咬合(噛み合わせ)の話 | 16:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
夏を満喫...。
 暑い日が続いていますが、皆様、元気にお過ごしでしょうか

夏休みは子供達とボディボード&シュノーケリングなどなど海三昧で英気を養いました。

さて診療開始日の昨日、顎関節症ではないか?と問い合わせのあった初診患者さんが来院されました。

3年前に歯の治療を行って以来、あごが左にずれる状態になりかみ合わせの不調から...前歯が出てきてしまい...夜目が覚めるくらいのひどい食いしばりや歯ぎしりに悩まされ...かみ合わせの不調を治すためにと思い矯正治療を開始したそうです。

歯並びはよくなったが食いしばり&かみ合わせは改善せず、現在は右が高く左が全くかみ合っていない状態で...両側でぐっと無理に食いしばらないと居られず、最近は夜だけでなく昼間もずっと食いしばっている。 そのため、あご、耳の付け根が痛む。

かなりDEEPな状況ですが、改善できるように頑張りますね。

オーク銀座歯科クリニック@銀座 歯医者 補綴専門医&指導医:難波郁雄
                    
| 院長の独り言 | 15:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
姿勢が悪いと歯並びも悪くなる・・・。
 歯並びって年々変化しているってご存知ですか

たまに患者さんから・・・先生、なんか歯並びが若い頃に比べて悪くなった気がするんですと質問を受けます。

まーそれはそれで患者さんの体の変化〜あごの位置の変化〜歯列(歯並び)の変化で・・・人のカラダが柔軟に受け入れているので問題視する必要はないかも知れませんが・・・。

姿勢、肉体的要素、精神的要素が複雑に絡み合い・・・歯並びが中年以降悪くなる可能性についてお話しますね。
まずは、歯並びが変化した写真をお見せしますね

下の前歯が重なり合うようになっているのが分かると思います。

このように歯並びが悪くなってしまっているのは、患者さんが家で姿勢が脱力しながらゴロゴロ、グズグズ、ダラダラし・・・また基礎代謝以上に過食しお腹が出てきた結果なんですね。
また、家でゴロゴロしている、精神性が落ちている証拠かも知れません。

ヒトの身体の精神&肉体はすべてつながっているんです。
私が姿勢について小言をいうことを理解して頂ければ幸いです。

姿勢に関してインタビューを受けた記事はこちらからプリントアウトして下さいね


8月9日〜16日まで夏期休暇に突入します。
患者さんにはご迷惑をおかけしますが、エナジーを充填し、休み明けはまたエナジー満タンで診療に当たらせて頂きます。

オーク銀座歯科クリニック@銀座 歯医者 補綴専門医&指導医:難波郁雄
                    
| 咬合(噛み合わせ)の話 | 01:03 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
メインテナンス開始・・・。
昨日はメインテナンス5年経過症例をお見せしました。

今日はメインテナンス(経過観察)が本日から始まった審美歯科症例をお見せしますね
(WEB公開了承済み)

術後の写真ですが、プロセラオールセラミッククラウンを6本装着しました。
この状態で5年〜10年〜15年〜20年と長く持つように経過観察をして行きたいと思います。

得意分野は咬合(かみ合わせ)ですが、機能(咬合)を考慮した審美歯科も得意分野なんです。

オーク銀座歯科クリニック@銀座 歯医者 補綴専門医&指導医:難波郁雄

                    
| 審美症例 | 15:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
メタルフリー治療5年経過症例・・・。
 銀座で開院して今年の11月で7年経過しますが、昨日、メタルフリー治療後、5年経過し新たなむし歯&歯周病の発症もなし、また補綴物も壊れずに経過した患者さんが定期健診で来院されました。

では、無事に5年経過した口腔内の写真です(WEB公開了承済み)



上の前歯には、ラミネートベニア&オールセラミッククラウン、奥歯にはセラミックの詰め物、ジルコニアオールセラミッククラウンを装着しましたが、1本も壊れずに経過しています。

定期的な管理で10年・・・15年・・・20年と長持ちするように管理していきたいと思います。

オーク銀座歯科クリニック@銀座 歯医者 補綴専門医&指導医:難波郁雄
                    
| メタルフリー治療 | 11:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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